その土地で生育した木は、その土地の気候に適しており、輸入材に比べ長持ちすると言われています。
建築資材として利用された時、その土地の気候に対応できるので長く持つのです。
また、地元の木材を利用することで、山の環境整備にもなりますし、地域の林業や製材業の方が活躍できるので地域活性化にもつながります。
国産の木材と輸入材の腐朽の違いを見てみるとこんなにも持ちが違ってきます。
※上記は、野ざらしで4年が経過した木材です。日本の木は、しっかりとした状態を保っていますが、海外の木材はすでに崩れてきています。
※上記は、野ざらしで8年が経過した木材です。日本の木材は、若干の傷みはあるもののまだまだしっかりとした状態です。海外の木材はほぼ完全に崩れてしまっています。
以上の写真から、輸入材ではなく、日本で育ち日本の気候風土に合った木材を選択することが適しているということが分かります。